医院で行っている治療をご紹介します
精密な治療
症例動画です(字幕付き。音声なしでご覧いただけます。)
根管治療(根っこ、神経の治療)で歯を残せました。
とても大きな虫歯治療。削り方を考えて、神経を残して治せました。
こちらの動画をご覧ください。(字幕付き。音声なしでご覧いただけます。)
虫歯で歯が痛み、神経を取ることになってしまった方。歯の根っこに病気ができ、抜かないといけないと言われた方。どうしても歯を抜きたくない、できるだけ長く残したいとお思いの方は、ご覧ください。(以下の文章は動画で話している内容と同じです。動画は字幕付きで音声なしでもご覧いただけます。)
神経を取る治療と、かぶせ物の治療の精度が、その後の歯の長持ちに大きく関係することについてお話します。
神経を取る治療と、かぶせ物の治療は基本的にはセットで行われます。神経を取った歯はもろくなるため、歯が割れにくくするために、かぶせ物を入れる必要があるからです。
神経を取る治療とかぶせ物の治療の精度が、歯の長持ちにどれだけ影響するかを調べたものによると、
両方の治療の精度が良いものであれば、その歯が10年持つ可能性は90%以上になります。しかし、両方とも治療の質が良くなければ、20%以下になります。治療した方が100人いれば、80人以上の方が、10年しないうちに、治療のやり直しや、歯を抜くことになるということです。
なぜ治療は難しいのか、それぞれ簡単に説明します。
より詳しい説明をご希望の方は、神経を取る治療、かぶせ物の治療それぞれ詳しく説明した動画が下の方にありますので、そちらをご覧ください。
まず、神経を取る治療について説明します。歯の根っこは真っすぐではありません。曲がっていることがほとんどです。神経はとても複雑な形をしています。
それを通常の器具で取ろうとしても、根っこが曲がっているところの神経は取れません。
曲がっている所からずれて、まっすぐに穴を開けて根っこを壊してしまうことがよくあります。
その後、薬をつめて治療を終わるのですが、取り残された神経は時間がたつと腐って死んでしまいます。
つめた薬もすき間がたくさんあり、そこでばい菌が増えてしまい、根っこの外にばい菌が出てしまいます。その結果、歯を支えている顎の骨を溶かしてしまいます。
次に、かぶせ物の治療について説明します。かぶせ物と歯の間には、すき間があります。すき間が大きいと、歯磨きをしても汚れが取れにくく、虫歯を作ることがあります。
かぶせ物に虫歯があり、根っこの病気もあり、痛みや腫れの状態が非常に悪い場合は、歯を抜かないといけなくなることもあります。
歯を抜いてしまうと、抜けた歯を補うために、入れ歯を入れたり、となりの健康な歯を削って大きなかぶせ物のブリッジを入れたり、人工の歯のインプラントを入れたりする必要があります。特にインプラントは保険がきかないため、1本50万円くらいお金がかかることもあります。歯を抜いてしまうと、歯の健康やお金をたくさん失ってしまうため、結果的に損をしてしまいます。
以上のように、治療の精度が良くなければ、治療のやり直しや、歯を抜くことになる可能性が高くなります。治療の精度をできるだけ良くして、歯を長持ちさせたいとご希望の方は、保険外の精密な治療を推奨します。
精密な治療の詳しい説明は、先ほど紹介したこれらの動画をご覧ください。
治療の選択肢は3つあります。
1つ目は、神経を取る治療、かぶせ物の治療の両方を保険外の治療で行うことです。当院で行う場合、費用は全部で20万円くらいになります。
2つ目は神経を取る治療は保険治療で行い、かぶせ物の治療は保険外の治療で行うこと。10年もつ可能性は7割近くあります。費用は10万円くらいになります。
3つ目は、どちらの治療も保険治療で行うことです。費用は1万円から2万円ぐらいです。当院は、保険治療だからといって、手を抜くことは一切ありません。ですので、研究結果のような低い確率にはならないとは思っています。しかし、保険治療には使える材料や時間の制限があり、精度にバラつきがあります。
できる限り自分の歯を抜かずに残したい。長持ちさせたいとお思いの方は、保険外治療をご検討ください。
保険外治療は費用がかかりますので、当院はクレジットカードでの分割が可能です。保証もありますし、医療費控除の対象にもなります。
説明は以上になります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
みつおデンタルクリニック 院長 高津光雄