こんにちは！みつおデンタルクリニック 院長の高津光雄です。

当院では、ルーペ(拡大鏡)と顕微鏡(マイクロスコープ)を用いて、歯を大きく見て治療をしております。

なぜ、大きく見るのかというと、患者さんに失礼のない治療を提供したいからです。詳しく言いますと、患者さんの歯と神経を残すために絶対に必要だからです。

歯を大きく見ないとすべて「なんとなく」の治療・検査になる

歯はとても小さく、そしてお口の中は暗いです。その状況でルーペや顕微鏡を使わないと、歯は「なんとなく」しか見えません。そして歯医者も人間ですので、年齢とともに老眼などで目が見えなくなってきます。

そうなると、すべての治療において「なんとなく」の治療しかできません。その結果、虫歯の取り残し、神経の取り残し、歯周病の菌の取り残しが起きてしまうのです。検査であれば、虫歯・歯周病の見落としや見間違えが起きます。患者さんからすれば、嫌だと思います。

歯医者の仕事のほとんどは「過去の治療のやり直し」

実は、歯医者の仕事のほとんどは、「過去に治療した歯のやり直し」なのです。それだけ多くの歯がきちんと治療されていないということです。

治療のやり直しを繰り返すと、歯はどんどんと小さくなり、やがて抜歯(歯を抜くこと)になります。だから１回１回の治療をきちんと行うことが大事なのです。

昔は仕方が無かった。しかし、現代では患者さんに失礼

昔はルーペも顕微鏡もありませんでしたから、治療のやり直しがたくさん起きても仕方がありませんでした。

しかし、現代ではルーペも顕微鏡もCTもあります。その中で、それらを使用しない治療というのは、昔の治療をいまだに患者さんにするということです。そうなると当然、治療を何度もやり直す可能性は高いです。

私は全ての治療にルーペ・顕微鏡を使用します。それらを使わない治療は、私は患者さんに対して失礼だと思うからです。

コロナもあり、世の中は不景気です。忙しい方は仕事を休むことも難しく、休むなら仕事を失うこともある現代です。その中で、患者さんは貴重な時間を使って、歯科医院に治療に来てくれています。そのことを我々歯医者は忘れずに、１回１回の治療に全力で向き合わないといけません。

使用するルーペ(拡大鏡)は、心臓血管の手術にも使われるルーペ

私高津光雄が使用しているルーペは、ルーペの中では一番歯を大きく見れるものを使用しています。そしてそのルーペは、上皇陛下の執刀医でもある順天堂大学病院心臓血管外科の教授、天野篤先生と同じルーペを使用しています。

場合によっては、心臓の血管よりも細かい歯の部分を治療することもありますから、私にとっては絶対に必要なものです。

それ以上に歯を大きく見る必要がある場合は、顕微鏡を使用します。患者さんに失礼のないように、歯と神経を守るために全力を尽くしています。

全ての患者さんに良い治療を

みつおデンタルクリニックでは、保険治療・自費治療に関係なく、ルーペ・顕微鏡を用いて検査・治療を行っています。「すべての患者さんに良い治療を提供する」ことが、当院の理念です。歯にお悩みの方は、ぜひみつおデンタルクリニックへお越しください(^^)

みつおデンタルクリニック 院長 高津光雄