【画像つき】歯茎の白いできものは口内炎?状態と治療法を説明!
2025/07/21
ある日、歯ぐきに白い(もしくは赤い)できものができた・・。ブヨブヨするし、押すと膿(うみ)が出て痛かったり痛くなかったり・・。口内炎と思ってそのうち治ると放っておいても、全く治らない・・。もしかしたら歯ぐきのガンかもしれない・・。
そんなことはございませんか?それはもしかしたら、歯の根っこの病気が原因のできものかもしれません。
目次
できものの正体は根の病気が多い
根の治療が必要
何か月もの間、できものが消えないのであれば、それは口内炎ではない可能性が高いです。口内炎は歯ぐきの表面にできるものです。硬い食べ物や歯ブラシの当たり傷だったり、やけどだったり、体調不良でお疲れの時(免疫力の低下時)にできたりします。膿は出ません。1週間程度で自然治癒することがほとんどです。
長期間にわたり治らないできものは、おそらく根の病気が原因です。根の病気は歯を支える骨の中にあります。
骨の中にいた根の病気が大きくなり骨をどんどん溶かしていき、骨を貫通してつきやぶって歯ぐきの表面に出てきているのです。根の病気には膿がたまっていますので、その出口として膿が出続けるのです。このできものを歯科用語ではサイナストラクト(過去にはフィステルとも)と呼びます。
よって、このできものは根の治療をしない限りは治りません。
できものはこのようにしてできる
早めの治療が必要
できものはどのようにしてできるのか。そのほとんどは、過去に行われた根の治療(神経を取る治療)に原因があります。
典型的なよくあるできものができる流れを説明します。
まず、虫歯が大きくて歯の神経に感染して痛みが出ます。神経を取る(抜く)ことになりました。
神経を取ると痛みは無くなります。それで患者さんは「神経をすべて取ってくれた」と思われます。
しかし、それは大きな間違いかもしれません。すべて取ったかどうかはその時はわからないのです。
なぜなら、神経はたとえ大まかでも取れば、ほとんどの痛みは無くなるのです。だから、治療をしてくれた歯医者がもし、神経を取り残していたり不備があったとしても、その時はわからないのです。
もし、神経の取り残しや不備があれば、細菌や死んだ神経が根の中に残ってしまいます。
取り残された神経は死に、細菌が繁殖します。そして歯の根の外に出ていき、顎の骨を溶かして病気を作ります。
繁殖を続けて、病気は大きくなり骨を溶かしていきます。
骨をつきやぶって貫通すると、膿の出口として歯ぐきにできものができます。
放置しても当然治ることはありません。病気は大きくなりどんどん骨が溶けていきます。
また、お口の中のだ液ができものの中に入ってしまいます。だ液には1滴でも何十億もの細菌が存在しますので、できものの中はより細菌だらけになります。
時間が経過し、治療が遅れれば遅れる程根の病気は治りが悪くなってしまいます。長持ちしにくくなり、予後が悪くなります。早めの治療が必要です。
原因の歯の特定方法と治療例
治療する歯を間違えないこと
できものはどの歯からできたのか、CTなどのレントゲンを撮影して診断するのですが、それだけではわからない時があります。なぜなら、骨の溶け方はまっすぐなこともあれば、複雑に曲がったりして原因の歯と離れたところにできものを作ることがあるからです。できものに近い所以外の歯も疑わないといけないのです。
もし治療する歯を間違えてしまうと、できものは治りませんし、無駄な治療になってしまいます。
レントゲンだけでどの歯が原因かわからない場合は、できものの中にレントゲンで写るゴムの材料を入れます。
その際は少し痛みが出るため、麻酔を行った状態で行います。ゆっくりとゴムの材料を入れていくと、原因の歯の根元まで到達します。その状態で再度レントゲンを撮影します。
ゴムの材料の先端が根元についた歯が、できものの原因と特定できます。今回の例では最も近い歯ではありましたが、実際できものの1~2本となりの歯の根元にゴムの先端が行きつくこともよくありますので、この診査は非常に重要です。
原因の歯がわかり、根管治療(神経を取る治療・根っこの治療)を行いました。死んで取り残されている神経・細菌を取りましたが、非常に根の中が細菌で汚れていることが分かりました。これが原因でできものができるくらい骨が溶かされていたのです。
精密な根管治療を行いました。取り残された神経をしっかりと除去し、細かな部分は超音波洗浄を行いました。
根の中が十分に綺麗になったので、現在最も殺菌力と骨を再生する能力が高いMTAセメントをつめました。
治療が上手くいき、1回の治療でできものは無くなって消えました。これから少しずつ溶けて失った骨が再生していくと思われます。
患者様は長らく気になっていたできものが無くなり、大変喜ばれました。本当に良かったです。
癌やウイルスの可能性もあるため、早期のご相談を
癌の治療は最優先
できものの原因は、口内炎と今回の根の病気によるものがほとんどでしょう。根の病気であれば、精密な根管治療で治すことができます。
しかし、悪性の腫瘍すなわち癌の可能性もあります。また全身疾患やウイルス系の疾患もできものの原因となりますので、注意が必要です。
少しでも歯ぐきに気になるできもの、症状がありましたら、早期に歯医者にご相談ください。
説明は以上になります。ご拝読いただきありがとうございました。
みつおデンタルクリニック 院長
精密な検査と治療で歯を守る会 代表 高津光雄
健康な歯をできる限り削らない「ハーミノス虫歯治療法®【特許庁・商標登録】」を考案
トロント大学 根管治療プログラム 卒業 世界基準の精密根管治療を行い、根管治療の名医として「名医のチョイス」に掲載
大阪・梅田・天満の患者様に選ばれる精密な根管治療と虫歯治療を提供できるよう日々研鑽
根管治療の名医として、名医のチョイスに掲載されました
│トロント大学 根管治療プログラム 卒業│
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歯ぐきに白いできものができたらラッキー?!【根管治療】
【今回の治療について】
年齢:20代 男性
治療回数:2回
治療費: 精密根管治療費 100,000円(税込)
【精密根管治療のメリット】
・歯を抜かずに残せる可能性が高くなる。
・歯が長持ちしやすくなる。
【精密根管治療のリスク・デメリット】
・外科処置が必要となる場合がある。
・骨が再生するには時間がかかる。
・治療途中に歯が割れたり、保存が不可能と判断した場合は抜歯になることもある。
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みつおデンタルクリニック
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高技術な根管治療を天満で実施
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