みつおデンタルクリニック

自費で根管治療を受けても痛みが治らない。神経の取り残しを再治療した症例

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自費で根管治療を受けても痛みが治らない。神経の取り残しを再治療した症例

自費で根管治療を受けても痛みが治らない。神経の取り残しを再治療した症例

2025/12/28

こんにちは!みつおデンタルクリニック院長の高津光雄(こうつみつお)です。

「自費で根管治療を受けたのに、治療後もずっと痛みが続いている」
このようなご相談で来院される方が、最近増えています。

 

今回ご紹介するのは、根管治療を自費で行っているとされる医療機関で、治療を受けたにもかかわらず、症状が改善しなかった症例です。
患者さんご本人も、「専門」「自費」という言葉から、きちんと治療されているはずだと思っておられました。しかし、実際には痛みが続き、歯を抜かないといけないのではと不安を抱いたままの状態でした。

原因は「神経(汚染組織)の取り残し」でした

根管治療は、歯の中にある神経や感染した組織を取り除き、根の中を清掃・消毒し、薬剤で封鎖する治療です。
ただし、歯の根の中は単純な形ではありません。

・細く強く曲がっている
・途中で枝分かれしている
・奥に見えにくい空間がある

こうした複雑な構造のため、一部でも神経の処置が不十分な部分が残ると、炎症が続き、痛みが改善しないことがあります。

今回の右上の奥歯ですが、CTを撮影すると根っこに病気ができており、顎の骨が大きく貫通している状態でした。治療を受けて1年たっているとのことでしたが、この状態を見る限り、治療に不備があることが予想されました。

今回の症例では、詳しく確認した結果、根の中に神経(汚染組織)が取り残されていると予想されました。この取り残しが感染・炎症の元となり、治療後も痛みが続いていたと考えられます。

根の解剖学の話になりますが、神経は歯の根の真ん中にあるのが基本です。根の真ん中にない場合、一つの根に複数の神経があると予想されます。

病気がある根は真ん中に神経があるわけでなく、端に寄っていたため神経の取り残しが疑われました。

CTで得られた情報を元に、顕微鏡(マイクロスコープ)を見ながら慎重に器具で探していくと、予想通り取り残された神経が見つかりました。取り残された神経が感染し腐敗して炎症を起こし、痛みや骨が溶ける原因となっていたのです。

取り残された神経を取り除き、超音波洗浄を行った後、バイオセラミックス系の薬(MTAセメント)をつめて治療を終えました。

次回来院された時には、すっかり痛みは無くなったそうです。本当に良かったです。

痛みはなくなり、骨が再生した

治療後かぶせ物を行い4年経過していますが、痛みもなく非常に良好です。

溶けていた顎の骨も再生し、空いていた穴が埋まりました。

これからもこの状態を維持できるように定期検診でいらしていただくことになりました。

「専門」「自費」だけで判断することの難しさ

ここでお伝えしたいのは、
「専門」「自費」という言葉だけで、治療の結果が保証されるわけではない
という点です。

歯科治療は医療行為ですので、100%治る保証はありません。当院で受けられる場合でもそうです。

最近、当院には
「専門だから安心だと思った」
「高い費用を払ったから大丈夫だと思った」
という理由で治療を受けたものの、不安を抱えて来院される方が少なくありません。

もちろん、専門的に根管治療に取り組み、丁寧に診療されている先生も多くおられます。一方で、治療の進め方や考え方に偏りがあると、基本的な確認が不十分になることもあります。

●実際に見受けられる気になる点

患者さんからお話を伺う中で、次のようなケースが見られることがあります。

・治療中に唾液が入りやすい環境で処置が行われている(ラバーダム:ゴムのシートを行っていない等)
・歯の状態を詳しく確認する検査が十分でない(CTを撮影していない等)
・忙しそうに治療をされる(治療に十分な時間が取られていない)

こうした状況では、根管治療が不十分になる可能性があり、結果として症状が残ることにつながる場合があります。

今回、以前の歯科医院で神経の取り残しが起きたのは、CT撮影が無かった、顕微鏡で確認を怠った等が考えられました。

※すべての症例で同じ検査や手順が必要という意味ではありません。歯の状態や状況に応じた判断が前提となります。

●本当に大切なのは「丁寧さ」と「基準を守ること」

根管治療は昔と比べると非常に精密な検査と治療を行うことが可能になっています。

数多くの研究論文のデータから、根管治療の世界的な基準というものがあります。

それらを遵守し、丁寧に治療すれば高い確率で成功するのです。

 

代表的なものを挙げていくと

・マイクロスコープ(顕微鏡)を使用する

・CT撮影を行う

・最新の器具(ニッケルチタンファイル)を使用する

・ラバーダムでだ液が入ることを防ぐ

・根の中を超音波洗浄する

・バイオセラミックス系の薬(MTAセメント等)をつめる

・時間をかけて丁寧に治療する

 

これらのうち一つでも欠けていれば、根管治療の成功率は下がります。歯医者個人の経験や考え方、好みで根管治療を行ってはいけないのです。

 

また、当院では治療の時間を大切にしています。治療の時間は長く取ります。時間が短ければ、行いたいことが全てできないなど持てる技術をフルに活かす事が出来ない可能性があります。根の中を超音波洗浄するにも時間がかかりますし、全てにおいて時間をかけて丁寧に行うことが必要です。

 

当院は根管治療と虫歯治療は自費治療のみで行いますので、治療費は安くありません。

その分できる限り歯を残せるように、根管治療の世界基準を守り、全力を尽くします。

みつおデンタルクリニック 院長

精密な検査と治療で歯を守る会 代表 高津光雄

健康な歯をできる限り削らない「ハーミノス虫歯治療法®【特許庁・商標登録】」を考案

世界基準の精密根管治療を行い、根管治療の名医として「名医のチョイス」に掲載

大阪・梅田・天満の患者様に選ばれる精密な根管治療と虫歯治療を提供できるよう日々研鑽

【今回の治療について】

年齢:50代 女性

治療期間:2週間(経過観察期間を含まない)

治療回数:2回

治療費: 精密根管治療費 100,000円(税込)

【精密根管治療のメリット】
・歯を抜かずに残せる可能性が高くなる。
・歯が長持ちしやすくなる。

【精密根管治療のリスク・デメリット】
・外科処置が必要となる場合がある。
・骨が再生するには時間がかかる。
・治療途中に歯が割れたり、保存が不可能と判断した場合は抜歯になることもある。

根管治療の名医として、名医のチョイスに掲載されました

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みつおデンタルクリニック
〒530-0036
住所:大阪府大阪市北区与力町4-15 ダイナスティ与力101
電話番号 :06-6948-6232


拠点の天満で虫歯から守る治療を

高技術な根管治療を天満で実施

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