みつおデンタルクリニック

【根の病気が鼻に影響】持続する鼻水、鼻が痛い。根管治療で治癒した症例

お問い合わせはこちら 初診の方のWEB予約はこちら

【根の病気が鼻に影響】持続する鼻水、鼻が痛い。根管治療で治癒した症例

【根の病気が鼻に影響】持続する鼻水、鼻が痛い。根管治療で治癒した症例

2025/11/09

「左側だけ鼻水が出る、鼻が痛い」「頬の奥が重たい感じが続く」。
患者様は数週間、耳鼻科で治療を続けられていましたが、改善が弱く不安を抱えながら当院へ来院されました。

「歯はほとんど痛くなかったので、まさか歯が原因とは思っていませんでした。」

この言葉は、同じような症状で悩まれる方にとっても、とても重要なポイントです。
歯の根の炎症は、痛みが強く出ないことがあるため、気づかれにくいのです。

来院時の検査

左上の5番目の歯の根の先に黒い影があります。これは炎症により骨が溶けている部分です。

炎症が骨を溶かして貫通し、上顎洞という鼻の部分(副鼻腔)にまで影響しています。上顎洞も炎症を起こしています(副鼻腔炎)。

上顎洞は、頬の奥にある鼻の「空洞」のようなスペースです。
上の歯の根は、この上顎洞と非常に近いため、根の先の炎症が上顎洞に影響することがあります。

顎の骨も根の病気の炎症で溶け、貫通し穴が開いてしまっています。患者様は驚かれましたが、できるだけ歯を残したいとご希望されたので、精密な根管治療を行うことにしました。

治療方針:精密な根管治療(根っこ、神経の治療)で感染源にアプローチ

耳鼻科では鼻の炎症を落ち着かせる治療が中心になります。
しかし、炎症の「原因」が歯の根っこにある場合、薬だけでは治ることはありません。

 

CTで歯を精密に検査すると、神経の取り残しが見られました。神経を取り残してしまうと、それが時間とともに死んで腐敗してしまいます。細菌が繁殖して根の外に出ていき、根の病気を作り骨や鼻に炎症を起こしてしまったと考えられました。

 

そのため当院では、
歯の中の感染源そのものを取り除き、再び細菌が入りにくい状態をつくること
を目的として、精密な根管治療(根っこ、神経の治療)を行いました。

 

治療ステップ

・ラバーダム防湿で清潔な環境を確保

・顕微鏡で根管内部を確認しながら古い材料と取り残された感染源(神経など)を除去

・根管の形に合わせた全周の清掃

・超音波器具で薬液を活性化し、細部まで洗浄

・MTAセメントにて根っこを封鎖し、すき間なく密閉する

その後の長期的な経過

治療直後から患者さんは、

「鼻水、鼻の痛みが楽になりました」
「頬の重たい感じが気にならなくなりました」

という変化がありました。治療は上手くいっていると判断し、かぶせ物の治療を行い、経過観察となりました。

2年半後、CTを撮影し状態を確認したところ、根の病気は治り溶けた骨が再生していました。鼻(上顎洞)に起きていた炎症も無くなっています。

貫通した穴も治っていました。患者様は非常に喜ばれました。本当に良かったです。

自覚症状は治療後すぐに変化することがありますが、画像上の改善は半年~数年単位で見られることが多いです。回復はゆっくり進むものですので、経過は時間をかけて慎重に見ていく必要があります。

なぜ「片側だけ鼻の調子が悪い」は歯を調べるべきか

鼻の炎症である副鼻腔炎は両側に起こることもありますが、
片側に限定される場合、歯が原因の可能性が高くなります。

・歯の痛みが弱くても根の炎症は進む場合がある

・耳鼻科治療だけでは改善が不十分になることがある

だからこそ、歯科と耳鼻科の両面からの診断が大切です。

当院の根管治療で大切にしていること

「感染源を確実に減らし、再び入らない環境を作ること」
これは、器材・道具の種類よりも重要です。

・顕微鏡で確認しながら処置

・歯の形に合わせた全周性清掃

・超音波洗浄による薬液の行き渡り

・MTA根管充填

・咬合力のバランス調整

これらを丁寧に積み上げることで、歯が本来持つ回復力が働ける状態になります。

まとめ

・上の奥歯の根の病気が原因で、鼻の炎症(歯性上顎洞炎、副鼻腔炎)が起こることがある

・根管治療により、原因そのものにアプローチすることが大切

・回復は段階的に進むため、経過を見ながら整えていく

同じように、鼻や頬の違和感が続く方へ。
歯と鼻は、とても近い場所にあります。
不安を一人で抱えず、お気軽にご相談ください。

みつおデンタルクリニック 院長

精密な検査と治療で歯を守る会 代表 高津光雄

健康な歯をできる限り削らない「ハーミノス虫歯治療法®【特許庁・商標登録】」を考案

世界基準の精密根管治療を行い、根管治療の名医として「名医のチョイス」に掲載

大阪・梅田・天満の患者様に選ばれる精密な根管治療と虫歯治療を提供できるよう日々研鑽

【今回の治療について】

年齢:50代 女性

治療期間:2週間(経過観察期間を含まない)

治療回数:2回

治療費: 精密根管治療費 100,000円(税込)

【精密根管治療のメリット】
・歯を抜かずに残せる可能性が高くなる。
・歯が長持ちしやすくなる。

【精密根管治療のリスク・デメリット】
・外科処置が必要となる場合がある。
・骨が再生するには時間がかかる。
・治療途中に歯が割れたり、保存が不可能と判断した場合は抜歯になることもある。

----------------------------------------------------------------------
みつおデンタルクリニック
〒530-0036
住所:大阪府大阪市北区与力町4-15 ダイナスティ与力101
電話番号 :06-6948-6232


高技術な根管治療を天満で実施

----------------------------------------------------------------------

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。