みつおデンタルクリニック

【画像あり】歯の長持ちは、かぶせ物の前に決まる!土台の接着について院長が説明

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【画像あり】歯の長持ちは、かぶせ物の前に決まる!土台の接着について院長が説明

【画像あり】歯の長持ちは、かぶせ物の前に決まる!土台の接着について院長が説明

2026/03/18

目次

    「セラミックを入れたら長持ちしますか?」
    「白いかぶせ物にしたら安心ですか?」

    みつおデンタルクリニックでも、このようなご相談をよくいただきます。

    もちろん、かぶせ物の材料は大切です。
    見た目や汚れのつきにくさ、強さや精度など、材料によって違いがあります。
    しかし、神経を取った歯を長く使っていくうえで、かぶせ物と同じくらい大切なのが土台(コア)です。

    患者さんから見ると、どうしても最後に入るセラミックや銀歯の方が印象に残りやすいと思います。
    ですが実際には、その下にある土台の状態が、歯の寿命に大きく関わることがあります。

    神経を取った歯は、大きな虫歯や過去の治療の影響で、歯そのものが大きく失われていることが少なくありません。
    そのため、まずは歯の中に土台を作って補強し、その上にかぶせ物を入れます。
    家にたとえるなら、かぶせ物が屋根で、土台はそれを支える柱や基礎のようなものです。

    土台は、ただ入っていればよいわけではありません

    土台作りで特に大切なのは、歯と土台がしっかり接着しているかどうかです。

    虫歯が深く、歯の頭の部分が崩壊し根しか残っていない状態や、歯ぐきの近くまで大きく崩れてしまった歯では、接着の条件が悪くなります。
    歯ぐきに近いところは、唾液や出血の影響を受けやすく、乾いた状態を保ちにくいからです。

    こうした条件の悪い場所で接着がうまくいかないと、歯と土台の間にわずかなすき間や段差ができることがあります。
    見た目では分かりにくくても、その小さなずれが、あとから大きな問題につながることがあります。

    たとえば、そのすき間から細菌が入り込み、虫歯が再発することがあります。
    また、歯と土台がしっかり一体化していないと、噛んだ時の力がうまく分散されず、歯が割れる原因になることもあります。

    つまり、上にどれだけ見た目の良いかぶせ物や精度の高いかぶせ物を入れても、その下の土台の接着が不十分であれば、歯は長持ちしにくくなります。

    良いかぶせ物だけでは、歯を守りきれないことがあります

    患者さんは、治療の最後に入るかぶせ物に目が向きやすいと思います。
    しかし、歯を長く使っていくためには、見えている部分だけでなく、見えない部分もとても大切です。

    歯が折れてしまうと、状態によっては残すことが難しくなる場合もあります。
    だからこそ、みつおデンタルクリニックでは、かぶせ物だけでなく、その前の土台作りをとても大切にしています。

    接着を大切にするには、乾燥とつめ方の両方が重要です

    接着を良くするためには、まず治療する歯をできるだけ乾いた状態に保つことが大切です。
    唾液や出血の影響を受けると、接着の力が落ちやすくなるからです。


    虫歯が深く歯ぐきから出血があると接着の妨げになるため、状況によっては電気メスで止血処置を行い、接着しやすい状態を整えることもあります。

    また、必要に応じてラバーダムを使い、治療する歯に唾液が入りにくい環境を作ることがあります。

    歯が大きく壊れていたり、歯ぐきの中に健康な歯の部分が埋もれていたりする場合は、乾いた状態を保つこと自体が難しいことがあります。
    そのような時には、必要に応じて挺出(エラプション)=歯を引っ張る処置を行って歯を引き出したり、歯肉の外科処置によって歯ぐきに埋もれている健康な歯の部分を出したりして、接着しやすい条件を整えることがあります。

    土台の接着を大切にしようと思うと、ただ材料を入れるだけではなく、接着しやすい環境そのものを作ることも大切になります。

    水分が少し残りやすい場所でも力を発揮しやすい接着材の使用も大切です。

    口の中では、先述のように完全に水分をなくした状態を保つことが難しい場面があります。
    特に歯ぐきに近い深い部分では、水分の影響を受けやすくなります。

    そのため、接着の質を高めるためには、技術だけでなく、ある程度の水分がある環境でも接着力を発揮しやすいボンディング材(=歯と土台の接着剤)を選ぶことが大切です。

    患者さんからは見えない部分ですが、どの材料を使い、どう接着するかによって、治療後の安定性は変わってきます。

    土台の作り方(つめ方)もとても大切

    そして、接着を考えるうえで見落としてはいけないのが、土台の作り方(つめ方)です。

    現在、土台に使われる主な材料はレジン(プラスチック樹脂)というものです。柔らかい状態で歯に流し込み、専用の青い光を当てて固めます。

    レジンは歯科治療でよく使う白い材料ですが、固まる時に少し縮む性質があります。
    この縮む性質のために、一度にたくさん入れて固めてしまうと、歯との境目に大きな縮む力がかかってしまいます。

    その結果、接着が悪くなってすき間ができたり、歯に負担がかかりひび割れすることがあります。
    これが、あとからの虫歯の再発や破折(歯が割れる)につながる場合があります。

    少しずつつめていく「積層充填」が大切です

    こうした問題を減らすために大切なのが、積層充填(せきそうじゅうてん)です。
    これは、一気に大きくつめるのではなく、少しずつ材料を入れて、その都度しっかり固めながら重ねていく方法です。

    このように少しずつ進めることで、固まる時に収縮する(縮まる)力を減らしやすくなり、歯と土台の接着を良くしやすくなります。
    患者さんからは見えない工程ですが、こうした積み重ねが歯の長持ちにつながります。

    一見すると同じ白い土台に見えても、どのように作られたかによって差が出ます。
    見た目だけでは分からないところこそ、丁寧さが大切です。

    接着する面を意識したつめ方もとても重要です

    もうひとつとても大切なのが、接着する面の数や面積を意識したつめ方です。

    少し難しくなりますが、歯とレジンが接する面が多いほど、固まる時に収縮する(縮まる)力が大きくなります。(専門用語でCファクターと言います)

    根管治療をした歯の中は、もともと壁に囲まれた狭い形をしています。
    そのため、何も考えずにレジンを入れてしまうと、歯と接する面が多くなり、固まる時の収縮する力が大きく集中しやすくなり、接着不良やすき間、ひび割れの原因になってしまいます。

    だからこそ、少しずつつめるだけでなく、できるだけ少ない面で接着させていくことも考えながら処置することが大切です。
    こうした細かな配慮が、見えない部分の歯とレジンの接着、歯の長持ち(寿命)に関わってきます。

    ファイバーポストの使用も大切です

    土台を補強する時には、ポストと呼ばれる芯を使うことがあります。
    このポストにはファイバーや金属などの種類があります。

    みつおデンタルクリニックでは、ファイバーのポストとレジンを組み合わせた土台を行います。
    理由としては、他の土台に比べて歯が折れにくいとされているからです。

    反対に、金属の土台はとても硬いため、噛んだ力が歯に集中しやすく、歯根破折(歯が割れる)につながることがあります。
    歯そのものが折れてしまうと、残せなくなる場合もあるため、土台の材質選びはとても重要です。

    また、既製のファイバーコアをセメントで接着する方法では、接着時のセメントの収縮の影響を受ける可能性があります。
    そのため、どの方法が歯を守りやすいかを考えながら選択する必要があります。

    接着面が難しい所は、レジンの種類・特性を上手く利用します

    土台作りに使うレジンには、デュアルキュア型というタイプがあります。
    これは、光を当てても固まり、光を当てなくても時間の経過で固まるタイプのレジンです。

    このタイプでは、すぐに光を当てるのではなく、少し時間を置いてから照射することで、固まる時の収縮する(縮まる)力を抑えやすなります。

    根の中はとても細いため、どうしても1面ずつ接着することはできず、同時に多くの面の接着を行わないといけません。

    そこで、このデュアルキュア型のレジンの特徴を上手く利用します。数分待って光で固めることで、収縮する力を大きく抑えることができるのです。

    材料そのものだけでなく、どう固めるかまで考えることが大切なのです。

    患者さんから見ると、どれも同じような白い土台に見えるかもしれません。
    ですが実際には、材料の選び方や作り方によって、結果は大きく変わってきます。

    みつおデンタルクリニックは、土台作りに時間をかけます

    患者さんから見えるのは、最後に入るかぶせ物です。
    しかし、歯を長く使っていけるかどうかを左右するのは、その前の工程です。

    乾燥を整える。
    接着面を確認する。
    少しずつ積み重ねる。
    材料の性質に合わせて固め方を工夫する。
    必要に応じてファイバーポストを使い、歯に力が集中しにくい状態を目指す。

    こうした処置は、どうしても時間がかかります。
    けれど、この部分を急いでしまうと、あとから見えないところで差が出ることがあります。

    みつおデンタルクリニックでは、土台作りは単なる下準備ではなく、歯を長持ちさせるための大切な治療と考えています。
    その上で、セラミックなどの精度の良い丈夫なかぶせ物を行っています。

    保険治療では、土台作りに十分な時間をかけにくいです

    保険治療は、多くの方に必要な治療を届けるために大切な仕組みです。
    一方で、限られた条件の中で診療を進める必要があるため、すべての症例で土台作りに十分な時間をかけることが難しいです。

    歯の寿命にとても重要な部分にもかかわらず、保険治療の報酬はたったの1,500円程度です。

    そのため保険治療での土台作りは数分で行うことがほとんどです。

    それで接着が不十分になり、歯が割れて抜くことになりインプラントをすることになれば、およそ50万円の費用がかかってしまいます。本末転倒だと考えています。

     

    本来、接着を大切にしようと思えば、乾燥、材料選び、固め方など、細かな工程を丁寧に積み重ねる必要があります。
    こうした部分にどこまで時間と手間をかけられるかが、長期的な結果に大きく関わります。

    かぶせ物を見る前に、土台を大切にしてほしいと思います

    かぶせ物を選ぶ時、多くの方は「銀歯かセラミック(白い)か」に注目します。
    ですが、本当に大切なのはその前です。

    歯の長持ちは、かぶせ物の材料だけでは決まりません。
    まずは、土台がきちんと接着しているかどうか。
    そこが、とても大切です。

    見えない部分だからこそ、丁寧に作る。
    みつおデンタルクリニックは、その考え方を大切にしながら、土台作りとかぶせ物の治療を行っています。

    みつおデンタルクリニック 院長

    精密な検査と治療で歯を守る会 代表 高津光雄

    健康な歯をできる限り削らない「ハーミノス虫歯治療法®【特許庁・商標登録】」を考案

    トロント大学 根管治療プログラム 卒業 世界基準の精密根管治療を行い、根管治療の名医として「名医のチョイス」に掲載

    大阪・梅田・天満の患者様に選ばれる精密な根管治療と虫歯治療を提供できるよう日々研鑽

    トロント大学 根管治療プログラム 卒業

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    みつおデンタルクリニック
    〒530-0036
    住所:大阪府大阪市北区与力町4-15 ダイナスティ与力101
    電話番号 :06-6948-6232


    高技術な根管治療を天満で実施

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